金継教室受講後よくお問い合わせいただく内容をまとめています。
無理に開けるとチューブが破れます。蓋を正面に向けます。チューブの上の部分の角を持ちます。ペンチなどで
蓋を挟み蓋を反時計回りに少しづつ回してください。長時間金継作業しない場合はたまに蓋を開け閉めしてください。
凹凸が確認出来たら、その部分に錆を薄く塗ってみてください。その後耐水1000番で研ぎもう一度白漆を塗ります。それでも凹凸が直らない場合はこの同じ工程を繰り返してください。
剥がれた部分にもう一度錆を入れてください。少し剥がれた場合ヒノキへらでしたら細かく塗りにくいと思います。その場合は竹串ヘラを作りはみ出さないように塗ってください。
金を蒔いてしまった場合はムラが少ないと思った場合20分ほどそのまま放置してもう一度金を蒔いてください。
漆が厚く沈み込みが多い場合はそのままゆっくり乾かして、完全に乾いてから1000番できれいに研ぎもう一度仕上げの工程をします。塗厚には気を付けてくださ。
磁器など表面がツルツルした器でしたら簡単に取れますが、ザラザラした感じの器でしたら絵の具用の少し固めの筆に石鹸をつけて泡立てながら洗い流してください。
はい。大丈夫です。例えば1年ほどあいても大丈夫です。
サランラップにしっかりと保存していただければ3週間ほどはもちます。ヘラで付けるのが難しいほど硬くなってしまったら少量の水と少量の生漆を混ぜて柔らかくしてください。
金継ぎ作業時に使う木のヘラですが削っていて刃物が深く入りすぎる事があります。
その場合深く入りすぎた所から刃物を抜き1cmほどヘラ先に刃物をずらし、その部分から削り始めてください。