急須などの器は蓋、注ぎ口、持ち手と割れやすい部分が多いです。いずれの部分も金継ぎや銀継ぎでの修理は可能です。
熱いお湯を入れる物なので本体部分は特に丈夫に修理しています。持ち手などは補強もする場合もあります。
口の部分は磨きにくいこともあり消し金で直すことが多いです。
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金継ぎ 種類 消し金使用 値段 4800円 期間 ~3ヶ月
急須や、ポットの口の部分は良く割れます。熱いお湯が出る部分ですが、金継ぎをした後もまたお使いできます。口の内側は磨きにくいので消し粉で仕上げます。急須の色が黒なので金継ぎのほか黒漆など渋い色でも合います。詳しくは 各種仕上げ方 をご覧ください
口を削る方法 お値段4400円 期間は~2か月です。
ガラスポットの口の破損も修理可能です。陶磁器とは違い注意点があります。ガラスポットの場合金継ぎをした場合接着力の問題で熱いお湯を注げなくなります。金継ぎやプラチナ継ぎ後は冷たいもの専用となります。そのため事例の修理は口を削り継がない方法をとりました。そうすることで熱いお湯を注げます。
その他 ガラスの修理事例 もご覧ください
金継ぎ 消し金使用 値段 6300円ほど 期間~3ヶ月 東京のお客様の急須の蓋の割れ方で特に多い割れ方です。小さな欠片の片方がなくなった場合でも欠片を作り直します。急須の蓋は二種類ございます。
写真のように下に出っ張りがある蓋(洋食器のポットに多い)とお皿のように平らな蓋があります。お見積もり時に二の特徴を教えてくださ。
金継ぎ 消し金仕上げ 値段9500円ほどヒビなどでお値段変わります。 期間4か月ほど
急須の胴の部分が大きく割れました。接着後内側は錆漆をして漆を2回ほど塗り仕上げます。金は蒔きません。外側だけ金を入れました。修理後はお使いできます。
溜め継ぎ 白漆+朱合漆 料金 9000円ほど 期間~4か月ほど
大きめのポットです。写真をいただきお問い合わせをいただいた時にすぐに「溜め継ぎ!」と思いご提案しました。お湯を入れると重くなるポットも補強を入れたおかげで取っ手を持ち使用できるようになりました。
金継ぎ 消し金 値段 9000円ほど 期間 ~4か月
洋食器のピッチャーです。修理後は熱いものを注ぐことは可能です。今回の事例は上部の割れのみでしたが、飲み物を入れる器(コップや湯呑)は飲み物が入る部分は金などを入れないことが多いです。理由は
金継ぎの上から茶渋などが付くためです。 詳しくは 器のヒビについて をご覧ください
銀継ぎ+硝煙仕上げ 値段 6500円ほど 期間~3か月
このような形で割れた取っ手は補強が必要です。つなぎ目に麻布を巻き強度を出します。
そのため修理箇所は少し太くなります。仕上げは銀継ぎに硝煙を混ぜ渋く仕上げました。補強に関してはこのページ下部に詳しく書いてあります。
補強の黒漆仕上げ 値段7000円ほど 期間4か月ほど
このように根元から割れた急須の依頼が来ます。普通に接着しただけでしたら強度は弱いため、接着後布を蒔き漆で固めて太くします。その後急須の色に合わせて漆を塗ります。今回は黒っぽい急須なので黒漆で仕上げました。
金継ぎ 消し金仕上げ 値段7500円ほど 期間4か月ほど
急須の金継ぎ修理依頼でよく来る割れ方です。角に当たった部分はたいてい米粒から小豆くらいの欠片はなくなっているため漆で欠片を作ります。深く内部のつなぎ目部分は接着のみになります。筆が入る部分まで金を入れることが出来ます。
金継ぎ 種類 消し金使用 値段 6300円 期間 ~3ヶ月
中国茶器の取っ手が取れました。色が黄色系でしたので金継ぎ 消し金で直しました。胴に対して形的に取っ手の接着面積が小さいので修理後はお使いできますが、安全を考えて銅の部分を持ちお使い頂ければと思います。
金継ぎ 種類 消し金 値段 6800円 期間 ~3ヶ月
萩焼の急須の蓋に金継ぎをしました。乳白色の器にも金継ぎは合います。
金継ぎ 種類 消し金使用 値段 6000円 期間 ~3ヶ月
ロイヤルコペンのポットです。口の欠損部分がございません。このくらい割れていても錆漆で作れます。その後金継ぎをします。お湯の切れなどを試しながら形を作っていきます。
銅継ぎ 種類 赤胴使用 値段 7000円 期間 ~3ヶ月
ポットの取っ手が取れました。色が銅とにていましたので赤胴で仕上げました。このような形も取っ手だけを持つのではなく底に手を当ててお使い頂きますと継いだ部分だけに力が加わらず安心してお使いいただけます。
金継ぎ 消し金使用 値段 4800円 期間~2ヶ月 このタイプの口は急須と片口に多いです。口が広いので割れていても指が奥まで入り作業がしやすいです。
金継ぎ 種類 消し金使用 値段 6000円 期間 ~3ヶ月
急須の蓋です。和物、洋物問わず修理ができます。急須の蓋内側は湯気がこもり銀で直すと、すぐに変色します。
その場合は銀継ぎは外側だけにして、内側は漆直しがおすすめです。
漆直し 種類 色漆、錆漆使用 値段 13000円 期間 ~4ヶ月
焼き締めの急須です。全体的に割れていましたので、金継ぎで直した場合急須の雰囲気が壊れるかと思い。色漆と錆漆を使いなおしました。内側は色漆だけで直しました。土物は接着強度が強いのでこのくらい割れていてもお使いいただけます。
ポットや急須の持ち手は特に力がかかります。上記の写真の様に補強を入れた金継ぎや銀継ぎをすることにより、
強度が増し、普通に金継ぎ等をした時よりも安心感があります。修理方法は接着部分に布を巻き固定をしたのち、表面を整えて金等を蒔き仕上げます。その為表面が少し膨れた感じになります。写真を見て頂きご依頼時の参考にして下さい。詳しくは 取っ手が取れた時の修理方法 をご覧ください
只今、お問い合わせ、金継ぎ作業が多いため返信に2日ほどお時間をいただいています。
①受け付けは LINE 電話、メール、工房に持ち込みで受け付けています。
②お見積もりを出します。器の種類、割れた様子を教えてください。連絡先、メールフォームは下記にあります。
③お見積もりで宜しければ十分梱包してお送りいただければと思います
④修理完成後にお支払いになります。お振込み確認後発送になります。
①器のサイズ、器の種類(お皿、お茶碗、花瓶など) ②割れた欠片の数 例)3×3cmが3個と1×1cmが2個など ③ヒビの有り無し ④器に対して何割ほど割れているか? 例) 割れている部分は全体の4割ほどです。等
写真を送られる場合) メールフォームからはお送りできませんので、こちらから返信したメールにお送りいただくか、お手持ちの携帯にkae94baru55@gmail.comを直接ご入力いただきお送りいただければと思います。またはLINEでもお問い合わせ可能です
金継ぎのお問合せ、お見積もりはメール、電話、ファックスで受け付けています。電話、FAX0761-78-0252
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