金継ぎの依頼で来るお皿類はさまざまな大きさの物があります。大皿は接着の工程が難しいです。また割れ方により工程や金の量が多くなることがありますのでお値段の差が大きくなります。金継ぎなどの修理箇所が一番目立つ器です。
afterの写真のみ拡大可能です
金継ぎ 種類 消し金 値段 8000円ほど 期間 ~4ヶ月
7cm×13cm程の小判型の小皿です。緑色の釉薬の入った器には金継ぎがよく合います。金の線が入りますが渋い感じに仕上がりました。
金継ぎ依頼時、写真のような薄いお皿でも普通郵便で送らずゆうパックや宅配便での発送でお願いいたします。お客様から小皿の雰囲気に合っていると言われました。
金継ぎ 消し金仕上げ 値段7700円ほど※長さにより変化します 期間~4か月ほど
写真では分かりにくいですが器の内側、外側に赤丸で囲んだ部分にヒビが入っています。この場合外側に細い溝を作り漆等を入れ強度を上げます。その後溝などを埋めて金継ぎで仕上げました。
金継ぎ 消し金仕上げ 値段 23000円ほど 期間~5か月
深めのお皿です。形が内側に入っている面白い器です。この場合は接着がしにくいですが順番を間違えずにつけるときれいに収まります。バラバラに割れた場合でも金継ぎの線がきれいです
金継ぎ 金継ぎ仕上げ 値段 25000円ほど 期間5か月ほど 状態により変わります。
大きなガラスの鉢です。サイズは25cmくらいです。ガラス製品で細かい欠片は使えないものが多く欠片を作ります。素材が透明なため修理内部が透けます。表側の金継ぎの消し金を優先にバランスを見て仕上げます。
金継ぎ 消し金仕上げ 値段13000円ほど 期間~5か月
洋食器で持ち手付きのお皿です。補強を入れるとデザインが壊れるため普通の金継ぎで仕上げました。
修理後は持ち手を持たずにお皿部分を持ち運びます。持ち手は飾りになります。
プラチナ継ぎ 消しプラチナ 値段 8000円ほど 期間~4か月ほど
白地に青絵のお皿にプラチナ継ぎで仕上げました。金継ぎよりも主張せず馴染んで見えるかなと思いました。プラチナ自体は変色しにくいです。リム皿のよくある割れ方です。参考にしていただければと思います。
金継ぎ 消し金仕上げ 料金 8800円 期間~3ヶ月ほど
薄いガラスのお皿です。参考サイズ直径18cm程 ガラス製品はよく来ます。ガラスは何といっても断面や金継ぎの内側が透ける点が陶磁器と違う点です。そのため漆の映り込みを防ぐため接着後ルーターで溝を作り薄く金継ぎの場合は黄色、プラチナ継ぎや銀継ぎの場合は白色の樹脂を塗ります、その後色漆やさび漆を塗りカケや溝を埋めて金継ぎ等で仕上げます、
金継ぎ 消し金仕上げ 料金 9000円ほど 期間4か月ほど
大皿の金継ぎですが縁が波型でさび漆で形を作りました。木の粉を入れるコクソ漆では成形しにくくきれいになりません。ヘラを柔らかく削り形を作ります。
銀継ぎ 種類 消し銀使用 値段 9900円 期間 ~4ヶ月
東京で展示会をした時に持ち込みされました。サイズは15cm角くらいの小皿です。割れた数が多いので金継ぎと銀継ぎどちらにするか迷いました。完成後銀の方が模様を邪魔せずいいかなと思いました。銀継ぎは徐々にグレー色に変化していきます。変色後銀だけを蒔き直すことは可能です。
金継ぎ 種類 消し金使用 値段 12500円 期間 ~4ヶ月ほど
直径25cmくらいのお皿です。金彩がしてあります。陶磁器の金彩は金継ぎの作業中にはがれやすく注意が必要です。金継ぎの工程上耐水ペーパーで研ぐ作業が入りますが出来るだけ研ぎの作業を減らす様に心がけます。このように金彩がある場合は磨き金よりも消し金の方が金彩を傷めずに金継ぎが出来ます。
銀継ぎ+硝煙で色付け 値段 9900円ほど 期間~4ヶ月
直径22cmほどのお皿です。色がよく修理後も器の雰囲気を壊さないように仕上げたいと思い銀に硝煙を少し混ぜて渋めに仕上げました。初めお皿の色を見た時に錫継ぎもいいかなと思いましたが錫は粒が粗くマットな感じになりにくく銀を選びました。
金継ぎ 消し金仕上げ 値段22000円ほど 期間~5か月
中鉢サイズです。直径20cm~25cm程です。全体的に割れていて欠けた部分もあります。写真の様に断面が茶系の器は接着時に釉薬がポロポロと取れやすくかみ合わせ時に断面に入るとうまく接着が出来ず慎重に行います。柔らかい焼き物なので釉薬の部分にも割れた時にヒビがある可能性があります。器の色を見まして金継ぎを選びました。
プラチナ継ぎ 消しプラチナ 値段14000円ほど 期間5か月ほど
黒艶ありのお皿です。とても傷が目立つため研ぎの作業は慎重に進めます。模様が腕を広げた様に見えてダンスをしているようです。
銀継ぎ 種類 消し銀+緑漆使用 値段 6000円 期間 ~3ヶ月
葉っぱの形をしたお皿です。欠けた部分のパーツがないため漆で作りました。銀一色では直した感じがして目立つために銀の上から緑の漆を塗り着色しました。そうすることで自然な感じになりました。
金継ぎ 種類 消し金使用 値段 12000円 期間 ~4ヶ月
小ぶりの小皿です。石川県加賀市の地元の作家さんの器です。縁が細かく割れています。一部欠片が無いため漆で作りました。色は黄色のお皿なので金継ぎがよく映えました。ここまで割れていても強度に問題がなくお使いできます。
銀継ぎ 種類 消し銀使用 値段 18000円 期間 ~4ヶ月
長さ30cm以上のアスティエドヴィラットの長皿です。厚さが薄いために接着に気を付けました。色は白なので銀で仕上げました。
銀は時間が経つと渋くなります。消し銀の場合変色したらもう一度銀だけ蒔きなおすことが出来ます。
金継ぎ 種類 磨き金使用※ 値段 33000円 期間 ~4ヶ月
欠片がピタリと着き綺麗に割れていますので金継ぎの線が細く描けました。模様に金が少しかかっていますが特に違和感がないと思います。仕上げは磨き金仕上げです。※2024年金が高額で金継ぎ磨き金仕上げは金の量と工程が多いため消し金に比べ3倍ほどかかる場合があります。
金継ぎ 消し金使用 値段30000円ほど 期間~5か月
直径25cm程の深めの鉢です。器自体の重さもありますが修理後はお使いできます。表面に赤絵部分と金彩があり研ぎの工程でそれらは剥がれやすいので慎重に作業しました。
金継ぎ 種類 消し金使用 値段 8000円ほど 期間 ~4ヶ月
東京のお客様で骨董のお皿で形がかっこいいです。角が欠けています。角があるお皿ではよくある割れ方です。写真では見にくいですが奥の角も欠けています。青色と金継ぎはよく合います。持つときは金継ぎ箇所を持たないようにして下さい
金継ぎ 種類 消し金使用 値段 23000円 期間 ~5ヶ月
直径40cmくらいの大皿です。ここまで大きくなるとお皿自体の重みもあり持っての作業は力が要ります。一部ですが金彩が使われていたので消し金で仕上げました。大きな修理箇所は消し金と磨き金の差は大きくなります。
①受け付けは 電話、メール、工房に持ち込みで受け付けています。
②お見積もりを出します。器の種類、割れた様子を教えてください。連絡先、メールフォームは下記にあります。
③お見積もりで宜しければ十分梱包してお送りいただければと思います
④修理完成後にお支払いになります。お振込み確認後発送になります。
金継ぎのお問合せ、お見積もりはLINE メール、電話、ファックスで受け付けています。電話fax0761-78-0252 または08019561983(こちらの方が出やすいです)
LINEの場合QRコードをスキャンしてください
メールアドレス
kae94baru55@gmail.com
金継ぎ、銀継、プラチナ直し、漆直しをした器をスライドでご覧いただけます。
お皿類以外でも金継ぎをした器の修理事例がホームやナビゲーションから見られます。