金継の仲間 仕上げ方いろいろ一覧

金継ぎ工房八木では8種類の仕上げ方が出来ます。金継ぎの他に金属系では銀継ぎ、赤銅継ぎ、プラチナ継ぎ、スズ継ぎがございます。最後に漆を塗りなおす漆直しは5色用意しています。また、光沢の違う仕上げ方も出来ます。マットな感じの消し粉と艶のある丸粉を用意しています。器に合った修理方法を提案しています。

注)仕上げ方の違いにより接着強度は変わりません

どの仕上げ方がいいですか?

まずは強度重視の場合】漆仕上げが一番表面強度が強いです。漆の中に顔料が練りこまれているためです。 【初めての金継ぎの景色を楽しみたい】消し金仕上げがいいです。金箔を粉にした物です。

金属の変色を楽しみたい】磨き銀がお勧めです。銀継ぎの金属光沢が得られ、渋く黒ずみます。変色後もご自身で変色前の光沢に戻せます。  そのほかこちらからも提案できます。

 

消し金

金継ぎでは一番多い仕上げ方だと思います。マットな感じに仕上がります。釉薬に関係なく仕上げることが出来ます。

消し銀

消し銀の色は白に一番近いです。その為消し銀+色漆で直色が出来ます。銀は時間が経つと渋くなります。渋い器などには合うと思います。

スズ

スズは粉の中でも一番粒子が荒いために、粉を蒔いた後は少しザラザラ感が出ます。土物などに合います。

消しプラチナ

プラチナは値段は高そうと思われがちですが金よりも安いです。色はグレーに近いです。銀と違い変色はしません。


小皿に磨き金継ぎ

磨き金

磨き金は高級感があり金継ぎをしたぞ、とう感じがあります。料金は一番高いです。

磨き銀

光沢のある磨き銀は変化を楽しむ方法だと思います。変色した銀は磨きなおすことが出来ます。

 

磨き赤胴

磨き赤胴は渋さが特徴です。土物の花瓶などには特に合うと思います。磨き銀と同じく磨きなおしができます。

漆直し

金継ぎなどは金属の粉を蒔き仕上げますが、漆直しは表面が漆です。金属系と違った味わいがあります。


蒔絵直し

 

大きくかけた場所に金継ぎや銀継ぎだけではなく模様や絵などを入れる蒔絵直しがあります。

金地や銀地の上に金や銀で模様を描く。漆地の上に絵などを描くこともできます。

 参考例を見る

仕上げ方は以上の9種類です。

+さらに蒔絵を描いて遊び心をくわえても